番号 : | 359418 |
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分類 : | [世界貨幣 world currency][アフリカ African currency] |
オークション会社 : | オークション•ワールド |
落札価格 : | 4,451,100 JPY 4,010,000 (手数料、消費税を除く) |
競売日 : | 2025-01-26 |
説明 : | 月桂冠のアポロン右向き頭像,背後に月桂樹の葉と果粒/体を右に傾け、酒杯をあおる裸のシレノス(馬の特徴を持つ半獣神でデュオニュソスの養父) 左にブドウのつる、右に境界神の柱 S-877type ナクソスはシチリアに於るギリシア最初期の植民地だが、紀元前404年にシラクサのディオニシオスにより破壊された。その為にアルカイック期を含めてコインの製造は紀元前5世紀の一時期に限られ、その全てのコインが稀少である。このポリスの主神はディオニュソスであり、テトラドラクマ銀貨の表面にはディオニソスが描かれ、裏面は本品と同様のシレノスであった。ギリシアコインで最も芸術的にも工芸的に優れた作品群の一枚とされており、これを含むコレクションが世に出た場合は、ハイライトを浴びる銀貨として常に最も高価にて取引される一枚である。 このアポロンを表に描いたディドラクマ銀貨もテトラドラクマ銀貨と同様以上の稀少性を誇り、均整の取れた写実性とハイレリーフの出来栄えは正に古代コインの美の極致と言える。おそらく本邦にはこの一枚しか存在しないと思われる。グレーディングは何故か“Ch.VF★”だが、誰が見ても“極美品”として納得できるコンディションでもあるクラシック・ビューディ。(8.51g) Ex.ArsClassica XIV(1929)101 ⓇⓇ NGC-Ch.VF★“Strike4/5 Surface4/5 |